サイトトップに戻る
特集・Special ISSUE
両家顔合わせ&食事会で親交を深める 正式な結納で両家の絆を強いものに 当日までの準備アイテム
顔合わせ
当日の流れを押さえよう
口上以外は無言で執り行われる結納。仲人を立てる場合は、新郎の父の口上は仲人が述べる。
正式な結納は、訪問したときからの段取りが決まっている。基本的には、仲人(または新郎の父)が口上を述べ、両家を取り持つ。仲人を立てない場合は、新郎側の代表が進めていくのが通例。口上や流れは、結納品店や会場担当者に聞くこともできる。
新婦宅へお招きする例もあるが、最近はホテルの顔合わせプランを利用したり、個室のある落ち着いたお店を選ぶのが一般的。接客の質も注意したい。また、両家からのアクセスを考えるのもポイント。予約時に顔合わせである旨を伝えて部屋の確保を。
日取りにこだわる家とそうでない家があるけれど、どちらかがこだわるのであれば、その気持ちを酌んで。準備に1ヵ月程度かかるのを考慮しよう。
文化や風習の違いがあるのは当然のこと。基本的には、新郎側の慣例に倣うのが無難だが、新婦側で「どうしても」というものは上手に取り入れよう。
結納は家同士の正式な儀礼だからこそ、礼装、略礼装など両家のバランスを整えるのは大切なステップ。一方が恥ずかしい思いをしないように注意。
結納は新婦宅で行い、その後おもてなしの膳を用意していたことから、外で会食する場合も新婦側が準備するのが通例。新郎側は酒肴料を持参して。
結納が終わって自宅へ帰ったら、まずは御礼の電話をしよう。次に、3日以内に御礼状を出すとより丁寧。当日の記念写真を使うのもおすすめ。
結納返しの金額はエリアによって違いがあり、関東は半返しが基本。他エリアでは1割程度のようで、スーツの仕立て券や腕時計を贈るケースも。

本人主体で執り行う場合の配席の一例。本人が上座に座り、続いて父、母の順で着席する。これは、本人同士の結びつきを重視する関東地方に多い席次。家主体の場合は、父、母、本人の順に座る。

家主体で執り行う場合の配席の一例。父、母、本人の順で着席し、仲人は儀式中は下座に着く。家と家との結びつきを大切にする地方では一般的な席次で、関西地方や東北地方、九州地方でよく見られる。
special thanks 結納屋さん.com (http://www.yuinouyasan.com/)