奥州市水沢区にある「リサージュ四季の抄」。ふたりらしいウエディングがかなえられると人気。ブライダルフェアで訪れた菊池裕弥さんと綾子さんは、会場の雰囲気もさることながら、担当してくれたプランナーの人柄に惹かれ、四季の抄を会場として選んだ。この日からふたりと四季の抄の「ハッピー・ウエディング・ストーリー」が始まった。
　ふたりの願いは、
「ゲスト全員に楽しんでもらいたい」
「感謝の気持ちを伝えたい！」の二つ。そのための準備に余念がなかったとか。今でも鮮明な記憶として残っているのが、妥協したくないために、エンドロールの制作が式当日の朝までかかってしまったこと。
　当日は、両家の母親の希望で「長持ち」での入場。お色直しで中座するときは大好きな妹たちと退場し、両家の両親と仲良く入場。ふだんから仲がよいというふたりとその家族に、ゲストから温かい拍手が送られ、会場は一体感に包まれたという。
　そして、エンドロールが流れるころには、感動で涙するゲストもいたとか。
　「会場のスタッフ、ヘアーセットや着付けをしてくれた皆さんのおかげで最高の披露宴になりました。そして、親戚やゲストに感謝の気持ちがきちんと伝えられたことがうれしかったです」
　四季の抄の「ハッピー・ウエディング・ストーリー」は今もふたりの心に鮮やかに残っている。