ふたりらしいやり方で
おもてなしがしたい
「マリー・デ・マナ迎賓館」は、緑あふれる庭にたたずむ白亜の館。アットホームなハウスウエディングでゲストをもてなしたいと考えた宏紀さんと稚侑さんは、「ここなら、ふたりのカラーを生かしてくれそうだと思いました」と声を揃える。
ワクワクするような思いを胸に、慌ただしいながらも楽しく準備を進めてきたふたり。例えば料理には稚侑さんの実家で作ったお米を使ったり、釜石の地酒「浜千鳥」を使った手書きの席札ボトルを用意したり、引出物やプレゼントに地元色を出したりと、細かなところも一つ一つ考えては、形にしていく。こうして、いよいよ当日を迎えた。
サプライズ続出!
笑いと感動の披露宴
ふたりのこだわりがあふれる披露宴は、笑いと感動の連続。ゲスト数人を抽選で選んで行なった鏡開きでは、みんな力を加減し過ぎたのか、7回目にしてようやく開き、会場は爆笑と大きな拍手に包まれた。予想外のハプニングだったが、ふたりは「いい思い出になりました」とにっこり。さらにこの日は偶然にも稚侑さんのおばあさんの誕生日。稚侑さんの手作りケーキを準備してもらい、全員でハッピーバースデーを合唱。感激のサプライズとなった。
ふたりの友人たちも、会場を大いに盛り上げる。高校時代に応援団で活躍していた仲間は旗と太鼓を持ち込み、校歌とエールを贈ってくれた。友人たちの結婚式では定番となっているこの祝福、「やっと自分が受ける側になった。かなり気持ちいい!」と宏紀さんはうれしそう。
一方、稚侑さんのかつての職場の人たちは、ふたりのプロフィールやなれそめなどを載せた結婚新聞を作ってくれた。これもまた大好評!
終始和やかムードの披露宴は、「いつまでもお互いにボケ、ツッコミをし合える夫婦が理想」と話すふたりの雰囲気そのまま。ゲストからもあたたかいメッセージや祝福の拍手をたくさんもらい、「スタッフのみなさんにいろいろとアイディアを出してもらい、私たちのイメージをうまく形にすることができました」と幸せそうな表情を浮かべていた。
2010年1月23日 挙式
muse編集部発
赤坂 宏紀 さん・稚侑 さん
一からかたちを作るから 感動もいっぱい味わえる!
楽しくて頼りがいあるスタッフのみなさんと一緒に記念撮影。