空の色が次第に深みを増し，街がきらめき始める頃、ふたりに招かれたゲストが、会場に続々と姿を見せる。「きれいな夜景を眺めながらのナイトウエディング」を希望していたふたりが選んだのは、最上階11階にあるスカイバンケット『ギャラクシー』での披露宴。午後５時、リラックスしたムードの中、祝宴が始まった。

新郎新婦が座るメインテーブルやゲストのテーブルに華やぎをもたらすのは、未紗さんが大好きなガーベラの花。大好きな花に見守られ，未紗さんの笑顔も輝く。さらに、大学時代にソフトボールサークルで知り合ったというふたりのために、特製のウエディングケーキが用意された。これにはふたりも感激の様子。乾杯の後は、式場選びの大きなポイントになったという料理の登場で、会場はいっそう和やかに。
また、「ゲストも一緒に盛り上がれる演出をたくさん入れることも、私たちの要望。それにもしっかり応えてもらいました」と話すふたり。女性ゲストに未紗さんが持つブーケに付けたリボンを引いてもらうブーケプルズや、男性ゲスト向けのワインプルズはハズレなしで、皆様に幸せのおすそ分け。さらには、ソフトボールの指導者でもある卓さん、教師を務める未紗さんへ、教え子たちからのサプライズビデオレター、ご両親へウエイトドールのプレゼントなど、感動のうちに迎えたクライマックス。ふたりからのメッセージと開宴前のゲストの表情を撮影したエンディングムービーが上映されると、あちらこちらで拍手や歓声が。ふたりの感謝の思いを受け取ったゲストの顔には、あふれる笑みが浮かんでいた。