新婦のウエディングドレスを検討・計画する  HOW TO

投稿者: | 2017年8月4日

<ウエディングドレスの手配方法と予算>

ウエディングドレスの入手方法は以下の通り。
それぞれに特徴があるので、どの入手方法が自分にあっているのか、確認してみて。

◆レンタル
レンタルドレスは何度か着回すものなので、素材にこだわって、しっかりと縫製されているのが特徴。サイズやデザインのバリエーションも豊富で、流行のデザインや新作をいち早く入荷するのも魅力のひとつ。しかし、シーズンによっては人気のドレスは予約が集中してしまうので要注意。レンタルの価格帯は10万円台~。

◆オーダーレンタル
オーダーメイドのように自分仕様のドレスが自由に製作でき、着用後はショップに引き取ってもらえるシステム。価格帯も20~30万円台と、オーダーメイドの約半額以下。使用したドレスはレンタルドレスとしてショップで貸し出される。

◆販売
既製のドレスを購入する方法。ブランドによってデザインにもこだわりがあり、種類も豊富。購入時に、ウエストなどのサイズは微調整してもらえるので安心。価格に幅はあるものの、レンタルとほぼ変わらない価格帯で購入できるものもある。

◆オーダー
生地からデザインに至るまで、すべてを思いどおりに製作できる。他のシステムと比べて費用や手間ヒマはかかるが、世界にひとつだけのドレスを手にできる分、感動もひとしお。素材やディテールなど、こだわった分だけ価格はアップするので、あらかじめ予算の上限は決めておこう。

<ドレス手配のスケジュール>
手配方法により、準備の段取りは異なる。スケジュール例を参考に、早めの行動を心がけて。

【レンタルのスケジュール例】
6ヵ月前
事前に雑誌やWebで着たいドレスの情報を収集。特に結婚式が春や秋などのハイシーズンには、人気のドレスが予約できないことも。遅くともこの時期には下見へ。

3ヵ月前
事前に新作入荷時期をリサーチしておくのも方法。納得いくまで試着を行い、この時期にはドレスを決定しよう。

1ヵ月前
フィッティングやサイズ直しを行う時期。ブーケやベール、靴など、ドレスに似合うドレス小物の手配も忘れずに。

2週間前
下着やストッキングなど、インナー系の小物を一斉に手配。ドレス下着はできるだけ普段から着用して、着け慣れておくことも大事。

前日
ドレスはショップから会場に直接搬送されるのが一般的。会場へは保管場所の手配、ドレスの手入れなどをお願いしておこう。

当日
通常、ドレス、アクセサリーなどの小物は挙式当日か翌日にまとめて返却。手配が遅れると延滞料がかかるので注意して。

 

【セル(販売)ドレスのスケジュール例】
6ヵ月前
雑誌やブライダルフェアなどで、具体的に着たいドレスのイメージを固め、ショップやブランドなど購入店をリサーチ。ブーケやベール、靴などのドレス小物もこの時期に揃える。

5ヵ月前
ショップへ行き試着を体験。お店の担当者に会場の雰囲気や結婚予定日、予算なども伝えておこう。

4ヵ月前
オーダーする場合は、この時期にデザイナーと相談してデザインを決定。デザイン決定後、採寸が行われる。

1ヵ月前
仮縫いを1~3回行った後、細部のディテールを作り上げていく。

2週間前
会場への搬入方法や搬入日時などショップスタッフとすり合わせ。会場にも伝えておく。

3日前
通常、オーダーしたドレスが届けられる日。事前に保管場所を会場に手配して。持ち込みの場合、持込料(保管料)がかかるので担当者に確認を。

当日
美しい状態でドレスを保存するためにも、裾を踏んだり、ドレスの飾りを紛失しないよう注意を。使用後は、すぐにクリーニングへ出し、湿気の少ないところに保管して。

 

<会場に合うドレスの選び方>
自分の好みだけではなく、会場の雰囲気とマッチするシルエットを見つけることもドレス選びの基本。

●ホテル(フォーマルな場合)
ゲストが親族中心なら、年配の方にも好感を持たれるドレスを選ぶよう心がけて。素材感を重視した清楚なAラインなどがおすすめ。会場の装飾や、テーブルの間隔などのバランスを見て、ドレスのデコレーションは加減して。着席スタイルなら、上半身にポイントのあるデザインのものが華やかさを増してくれる。

●ホテル(ゴージャスな場合)
広々とした会場で盛大な披露宴を行う場合、光沢や重厚感のある素材を使ったデコラティブなドレスがおすすめ。テーブルの間隔が広いなら、スカートにボリュームのあるものやトレーンの長いものを選ぶのもよい。キャンドルサービスなどゲストに接近する演出では、美しいドレス姿がお披露目できる。

●レストラン・ゲストハウス
ゲストと接近する機会が多いレストランやゲストハウスなどの会場では、直接おもてなしができるよう動きやすいスレンダーラインのドレスがおすすめ。ゲストに間近でドレスを見られるので、素材やディテールはもちろん、小物にもこだわって。

●海外・リゾート
軽やかな印象のふんわりとしたドレスがおすすめ。チュールやオーガンジーなど、軽く透ける柔らかな印象のものが素敵。中でもチュールは扱いやすい素材なので、海外やリゾートウエディングにぴったり。ベールやグローブなど、アイテムの選び方次第で厳かな雰囲気を演出することもできる。

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