<海外ウエディングの段取りスケジュール>
1年前~6ヵ月前
●旅行代理店や専門プロデュース会社に問合せ・相談に行く
●希望エリア・予算・時間を考える
●候補を絞り込み、日取りや場所を決定・予約する
●内金を支払う
↓
6~3ヵ月前
●招待客に通知して、同行者人数を確定する
●ホテルや飛行機など、旅行の予約・内金を支払う
●衣裳を選ぶ
↓
3~1ヵ月前
●挙式後のパーティを予約する
●ヘアメイク・ブーケなどを予約する
●オプションを決定する
●パスポート・ビザを準備する
↓
1ヵ月前~出発
●挙式・旅行の残金を支払う
●入籍の手続きをする
●挙式・旅行の最終案内を受け取る
↓
現地到着
●現地担当者と挙式の事前打ち合わせをする
●日本で申し込んできた内容とあっているか確認する
●確認したスケジュールで準備する
<海外ウエディングの注意点>
海外ウエディングの場合、国内で行う結婚式とは準備の方法も異なります。以下の点にも気をつけて、入念に準備を進めましょう。
◆手配方法
通常、海外ウエディングは旅行代理店や専門のプロデュース会社などで手配します。下見をしないで場所を決めるため、結婚式の様子が分かるVTRなどの資料をできるだけ多く見せてもらい検討しましょう。また、正式に申し込みをする前に、料金に含まれている内容や疑問点などはすべてクリアにしておきましょう。トップシーズンに挙式を予定している場合、人気のあるチャペルは早々に予約で埋まってしまうので早めに相談を。
◆同行者
家族や親しい友人に同行してもらう場合、気になるのが費用面と現地でのスケジュール。エリアや人数にもよりますが、一般的に同行者の費用は各自に負担してもらうケースが多く、その代わり新郎新婦はご祝儀を遠慮したり、現地でのオプション費用を支払ったりするなどの心遣いをすることが多いようです。費用を負担してもらう場合も、旅の手配はふたりが一括して行ったほうがスムーズ。挙式後、ふたりでハネムーンを満喫したい場合は、同行者にはオプションツアーを組むなど、旅のスケジュールを事前に用意しておくとと良いでしょう。
◆入籍の手続き
挙式会場によっては、事前に入籍を済ませておくことが条件の場合もあるので必ず確認を。必要な場合は、入籍後、自治体で婚姻受理証明書を発行してもらいましょう。書類はパスポートや航空券、旅行クーポンなどと一緒に手荷物として大切に管理を。また、行き先によっては、リーガルウエディングと呼ばれる、現地の民法にのっとって行う挙式の場合もあります。これは、現地のカップルと同じ方法で執り行う婚姻式のことで、ここで交わした結婚の記録は現地の役所に保存され、日本の戸籍にも「○○国方式により婚姻」という記録が残ります。リーガルウエディングは手続きの方法が複雑ですので、手配会社に依頼するのがよいでしょう。
◆打ち合わせ
打ち合わせは国内で申し込みをした手配会社で行いますが、現地に到着してから最終の打ち合わせがあります。この際、パーティの内容やビデオ・写真撮影など、手配したものに不備がないか細かく確認をしておきましょう。万一、変更したい内容がある場合はすぐに相談を。メイクリハーサルを行う場合は、指定された場所・時間に遅れないように気をつけましょう。
<海外ウエディングの衣裳>
衣裳の手配方法は、①現地でレンタルする、②日本でレンタルして持っていく、③購入したものを持っていく、という3通りが考えられます。①の場合でも、挙式会場によっては、国内に提携ドレスショップがあり、事前に衣裳を選ぶことができます。また、現地で手配できる衣裳を国内で試着できる場合もあります。帰国後に披露パーティを開く場合は、衣裳を購入するケースも多いようです。以下の点にも注意して、衣裳を準備しましょう。
1.日本で衣裳を手配する際は、現地の気候等を考慮することも忘れずに。また、宗教の場でもある教会で式を行う場合は、肌の露出が控えめなものを選ぶようにしましょう。
2.②③のように衣裳を現地に持ち込む時は、アクセサリーなどの小物もすべて持ち込むことになるので、忘れ物には十分注意を。自分で運ぶ場合は、ロストバゲージ対策として、機内に衣裳が持ち込めるよう準備を。なお、現地への配送の手配を行ってくれるショップもあります。