ブーケを選ぶときは、会場の雰囲気、新婦の雰囲気や、ドレスとの相性を考慮するようにして。1着のウエディングドレスで式と披露宴を通す場合、挙式には白いブーケ、披露宴にはカラーのブーケと、持ち替えて変化を楽しんでいる新婦も多い。
<ブーケのタイプ>
ブーケにも、ドレスと同じく基本のシルエットがある。ドレスとの相性も考慮して選んで、ドレス姿に華を添えよう。
【ラウンド】
その名の通り、花を丸くまとめたブーケ。
使用する花材によってキュートにもスタイリッシュにもなる。
【キャスケード】
流れ落ちる花の滝をイメージしたスタイル。
ベルラインや細身のドレスと相性がよい。
【クレッセント】
三日月型にまとめた優雅なブーケ。
細身のマーメイドラインや、ふくらみの少ないAラインのドレスと相性がよい。
【オーバル】
楕円形にまとめたオーバルブーケはどんなドレスとも相性抜群。
大ぶりに製作すると個性的に、小ぶりだとかわいらしい印象。
【クラッチ】
クラッチブーケは、花材を自然に束ねたような形のブーケ。
カジュアルなパーティーに似合う、シンプルなデザイン。
<オーダーする際のポイント>
ブーケは、ドレスとのバランスが大切。フローリストとの打ち合わせの際には、ドレスを着用した時の写真を持参しよう。新郎用にブートニアをオーダーするなら、新郎の衣裳がわかる写真も一緒に持参して。イメージしているブーケの写真や切り抜きがあれば、資料として渡してもOK。ブーケを外注する場合には、会場の詳細をしっかりと伝えて。テーブルクロスや装花の色合いなど、当日の雰囲気も細かく説明するように。
<予算について>
平均予算は、ブーケとブートニアで2万5000円程度。式用と披露宴用で2種類オーダーする場合は2倍の料金を目安に。デザインに凝ったり、希少な花材を用いた場合は料金がアップするので、打ち合わせの際にはしっかり予算を伝えておこう。