会場選び、衣裳選びなどの準備の際、おめでた婚だからこそ注意したいポイントはたくさん。ポイントをおさえつつ、無理のない準備を進めるようにしよう。
<会場選びのポイント>
1.段差や階段が多い、建物内の移動距離が長い会場は避ける。
2.電車や車で通いやすいエリアの会場を選ぶ。
3.おめでた婚専用プランを用意しているか、必ず確認を。妊婦向けの料理や、香りを抑えた装花に対応している会場であれば安心。
4.不安な点を聞いて、スタッフがきちんと対応してくれるかチェックして。
5.体調によっては会場で打合せできないこともあるので、電話やメールで対応可能か確認を。
<おめでた婚の衣裳>
最近はマタニティドレスのバリエーションも増えており、普通のドレスでもおなかをカバーできるデザインのものがたくさん。衣裳を決めるのは、挙式日の2ヵ月前を目安に。その際、お腹がふくらむことを考慮して大きめのサイズを選ぶようにして、本番直前に最終フィッティングをしてサイズの調整を。体を締め付けるドレス、重いドレスは負担が大きいので避けて。ブライダルインナーはマタニティ専用のものを選んで。また、ブーケは、おなかをカバーできる大ぶりのものがおすすめ。
【おすすめのデザイン】
Aライン、プリンセスライン、エンパイアライン
【避けたほうが良いデザイン】
スレンダー、マーメイドライン
<おめでた婚のヘアメイク>
妊娠中は香りにも敏感になるので、結婚式のヘアメイク時に使う化粧品やスタイリング剤は無香料のものを使うように。または、自分が日頃使いなれている化粧品などを持参するようにしよう。最近は、無香料のものを用意している会場も多くなっているので、前もって担当者に確認を。ヘアメイクのリハーサルを事前に行っておけば、当日、リラックスした状態で結婚式に臨めるはず。
<おめでた婚直前の準備>
必須なのは、ドレスの最終フィッティング。お腹の大きさは日々変わるので、できるだけ式の直前に行えるよう、担当者にスケジュールを相談しておこう。心付けやお礼の準備、花嫁の手紙の用意も忘れずに。式の前日には、ウェルカムボードやドレス用下着など、前日持ち込みOKのものを式場へ。当日に式場に持ち込むもののみを用意しておこう。彼や家族にも助けてもらいながら、早め早めの準備を心がけ、前日はゆっくり眠るようにして。万が一に備え、かかりつけの病院への連絡方法も式場の担当者に伝えておくように。
★当日持っていくもの例
● 母子手帳
● 健康保険証
● マリッジリング
● 花嫁の手紙
● 席次表・進行表
● ご祝儀袋
● お金(ご祝儀用・支払い用など)
● 白いハンカチ2~3枚
● アクセサリー・小物類
● 予備のストッキング
● 簡単につまめるお菓子など
● 化粧品
● その他(クッション、ビニール袋などを必要に応じて)
<おめでた婚当日に気をつけたいこと>
当日は会場スタッフや家族など周りの人を頼りに、困ったことがあったらすぐに会場スタッフへ伝えるようにしよう。気分が悪くなったときも、我慢は禁物。安定期には空腹で気分が悪くなることがあるので、手軽に食べられる菓子や軽食を控え室に準備しておくように。アルコールはすすめられても絶対に飲まないで。くれぐれも無理をせず、心から結婚式を楽しんで。