挙式後は、仲人や主賓、スタッフや関係者にお礼の挨拶をしましょう。ただし、新郎新婦はあわただしいので、両親などにも手伝ってもらいましょう。
<謝礼・御車代について>
媒酌人(仲人)や主賓には挙式後に御礼の挨拶をし、謝礼、御車代を渡します。
●媒酌人(仲人)へのお礼
以前は挙式後1週間以内に仲人宅へ伺ってお礼をしていましたが、最近は当日にお礼をすることが多くなっています。挙式終了後、個室を借りるなどして、両家両親と新郎新婦から、菓子折り等を台にして「御礼」と「御車代」を渡します。そして「本日は大変ありがとうございました。お陰様をもちまして、つつがなく、結婚式を済ませる事が出来ました。本来ならば、ご自宅にご挨拶に伺うのが、礼儀ではございますが、お忙しい中をかえってご無礼になってもと思いまして、略儀ではございますが、ここで御礼のご挨拶を申し上げます。本日は誠に有難うございました。謹んで御礼を申上げます」と挨拶をします。また、当日は「御車代」のみを渡し、新婚旅行後に訪問して「御礼」を渡すという方法も。その場合は、後日改めてお礼に伺いたいと伝えておきましょう。
●主賓 へのお礼
主賓へのお礼(御車代)は、受付で渡すか、両親・親族などに頼んで渡してもらいます。車までの見送りもお願いしたほうが良いでしょう。
<料金の精算について>
結婚式や披露宴の費用を前払いし、追加分を当日清算する会場が多いようですが、すべて当日清算する会場もあります。誰がどのように払うのかを、あらかじめ決めておくようにしましょう。
<衣裳や小物類の返却>
ドレスやタキシード、小物などを会場に持ち込んだ場合は、返却の手配が必要です。返却方法、返却時期は事前にショップに確認をしておきましょう。通常、前日に会場に搬入し、3泊4日以内に返却するのが一般的です。搬入されたときと同じ状態に梱包をして、宅配便などで返却します。汚れやキズが付いてしまった場合は、その旨きちんと伝えるようにしましょう。