菊池潤さんと梨沙さんが「ホテル東日本盛岡」を披露宴会場に選んだ理由が、会場の雰囲気やコーディネートがステキだったから。そして、梨沙さんの父親が同ホテルの披露宴に出席したことがあり、料理のおいしさを知っていたことも理由の一つだったとか。
　特にこだわったのが料理。ゲストに喜んでもらえるように、おもてなしの心が感じられるものをチョイス。
「打ち合わせのときに２階の中国料理の『豪華』で食事をしたのですが、その時に食べた福建炒飯を婚礼料理につけてもらいました」
　後日、ゲストから「ご祝儀が足りなかったかもと思うくらい、とても良かった」と言われたほど評判だったという。

　披露宴は終始、笑顔がいっぱいだった。印象的だったのが、梨沙さんが両親への手紙を読んでいる最中、新郎の友人や親戚が大泣きをしていたこと。
「新婦の友人や親戚なら聞く話なのですが……。それを聞いてうれしかったです」
「たくさんのゲストからお祝いの言葉をもらい、みんなに支えられ生きている、心強い仲間が多いなあと感じました」
　改めて親戚や友人、同僚との絆の大切さを感じたというふたり。小さな子どもがいる友人のためにベビーベッドを自宅から持ってきてくれたというスタッフ、余興で盛り上げてくれた友人知人など、みんなでつくった披露宴。ふたりにとってもわすれらないすてきなひとときになった。