地元で挙式したいと考え、「ベリーノホテル一関」を選んだというふたり。準備期間が２か月と短かったにもかかわらず、料理や演出、衣装、会場、引出物など、細部まで考え抜いたウエディングが実現できたという。
　新婦・麻衣さんが最もこだわったのは衣装。「何度も試着しました」と表情を輝かせる。新郎・忠温さんも自分のハットを衣装に合わせ、オリジナルのコーディネートを披露。「スタッフの方が親切で、いろいろアドバイスいただきました」と声を揃える。
　当日、会場を大いに盛り上げたのは、サプライズ演出の数々。なかでも印象的だったのは、お互いの祖父母へのお花のプレゼントと、両親への花束贈呈での詩のプレゼント。「日頃の感謝の気持ちを伝えることができた」というふたりに、ゲストも深く感動した。
　こうして、セレモニーは笑いと涙に包まれたまま、お開きに。「最初はドキドキでしたが、始まってみるとあっという間。大事な仲間たちに囲まれて、幸せな時間を過ごすことができました」と大感激のふたり。「お互いを思いやり、自然に笑い合える家庭を築きたい。家族みんなで共通の趣味も作りたいですね」と語るふたりの胸に、この日の感動はいつまでも刻まれる。