サイトトップに戻る
特集・Special ISSUE
 
ふたりが間に入り、両家の都合を調整。日時は伺う相手先の都合に合わせるのがマナー。
まずは女性宅へ伺うのが通例。女性側の両親に結婚の承諾をいただきに男性があいさつへ。
あらかじめ男性が家族の承諾を得た上で、女性が男性宅へあいさつに伺うのが一般的。
結婚式の日取りや招待の有無、退職する・しないなど結婚後の働き方についても報告を。
結婚式へ呼びたい人は直接会って伝えるか、電話で報告を。呼ばないならメールでも可。
結婚報告の流れは上の手順が基本。まずは双方の両親に結婚の許諾をもらい、それから職場の上司に報告。その後、同僚や友人、親族たちへとつなぐ。結婚報告はふたりの新しい門出を周囲に気持ちよく祝福してもらうためにも大事な部分。おろそかにすると今後の関係性にも影響しやすいので、一歩一歩マナーにのっとって進めよう。ここでの大人の対応が、後の結婚式や新生活を輝くものにするはず。
 
まず最初に行うべきは、親へのあいさつ。結婚を許してもらうのが目的なので、いくら家同士が気心の知れた間柄でもケジメとしてきちんと行うのが礼儀。詳しくは次頁からの「親へのあいさつ」もチェックして。
結婚すれば相手側とも家族になる。それゆえ相手の両親にも敬意を払い、あいさつの場では感謝の気持ちと自分からコミュニケーションを取る姿勢を大事にしたい。緊張していても思いは言葉にして伝えて。
遠方の彼の実家にごあいさつ。日帰りが厳しかったので1泊することに。彼のお母さんが実家に泊まれと言ってくれたが、気を遣わせたくなかったのでホテルを予約。後日、彼から「母が寂しがっていた」と聞き、遠慮しなければよかったと後悔(翔さん 27歳)
私の彼は離婚歴あり。あいさつに来てくれたときも、正直反対されるんじゃないかと思ったけど、子どものことや離婚の原因など、親からのどんな質問にも誠実に答える彼の姿に私は惚れ直し、両親もえらく感動。この人でよかったと思えた瞬間です(Kさん 30歳)
もしも妊娠している場合、どう話を進めるのが得策か、事前にお母さんと相談するのも手。
仕事を辞める・辞めないに関係なく、職場ではまず直属の上司に結婚報告するのがルール。上司が手すきのときに「このたび結婚することになりました」と、遅くとも挙式または退職する3~4ヵ月前には報告を。
職場での結婚報告は、直属の上司、先輩、同僚の順が鉄則。万一、仲よしの同僚に結婚話が先に伝わったとしても公にしないように約束を。上司に伝えた後は、どのような形で社内に報告するか上司の指示を仰いで。
社内でも公認のカップルだったけど、彼の上司が気難しい人だったので報告する順番は気遣いました。結婚確定後、まずはお世話になった各々の上司に報告。その後、彼の上司、私の上司という順でふたりそろってあいさつへ(あいさん 29歳)
ちなみに仕事を続ける、退職・転職するかで手続きは異なる。各々3ヵ月前を目安に退職する人は退職願を、仕事を続ける人も式やハネムーンで長期休暇を取るなら休暇届を提出。休暇を取る場合は迷惑がかからないよう仕事の段取りを確実に。
上司に結婚の報告をするときには、退職するのか、仕事を続けるのかも伝えること。
職場に報告後は親族や友だちへ。式に招待したい場合は直接会うか電話で連絡を。うっかり報告し忘れて人づてに知れば「私には連絡が来ない…」と悲しい思いをさせることにも。報告のタイミングには十分気配りを。
親族へは親から報告するケースが多いもの。親にお願いすれば、結婚式の招待の有無、当日の交通費や美容着付の手配なども親族間の慣例に従って調整してもらえるので安心。親に確認後、直接電話で報告しても◎。
母からまだ黙っていてと言われたのに、仲よしのおばにだけうれしくて結婚報告のメールをしてしまった私。数日後、母のところへ別の親戚から電話があり、おばから結婚の話を漏れ聞いたという痛恨の内容…。せめて口止めしておくべきだった!(S・Kさん 25
遠方の友人にはメールで結婚報告してもOKだが、式に呼ぶなら電話は必須。
次のページ