見積り表のチェックの仕方

投稿者: | 2017年8月4日

<見積り表の見方とポイント>

算出される費用の中には、ゲストの人数によって変わる「変動費」、ゲストの人数関係なく変わらない「固定費」がある。

【変動費】

料理、飲物、ゲストテーブル装花、招待状、席札、引出物など。

【固定費】

挙式料、衣裳、ヘアメイク、ブーケ・ブートニア、メインテーブルの装飾など。

 

【見積り表例】

1)挙式日/2009年○月○日 ○時挙式、○時ご披露宴

2)人数/70名

  項目            単価     数量      小計

3)料理           12,600   70   882,000

4)飲物             3,150   70   220,500

5)ウエディングケーキ     735   70    51,450

6)宴席料             840   70    58,800

7)控え室          15,750    2    31,500

8)サービス料(上記3~6の10%)        124,425

9)挙式料(教会式)   262,500    1   262,500

10)メインテーブル装花 52,500    1     52,500

11)ゲストテーブル装花  5,250    9     47,250

12)ケーキ装花      15,750    1    15,750

13)招待状           525    60    31,500

14)席札             210   68    14,280

15)メニューカード       210   70     14,700

16)芳名帳          3,150    1     3,150

17)記念写真        21,000    3    63,000

18)新婦衣裳(洋装)  157,500    2  315,000

19)新郎衣裳(洋装)   84,000    1    84,000

20)美容着付(新婦)    42,000    2    84,000

21)介添料         15,750    1    15,750

22)引出物          3,100    68   210,800

23)引菓子          1,050    68    71,400

24)ペーパーバッグ      315   68     21,420

25)司会者         84,000     1     84,000

26)音響照明       21,000     1     21,000

27)合計                       2,780,675

【1~27の見積り項目のポイント】

1)挙式日

記載されている日付の見積りとなる。日取りが変われば見積りも変わってくる。

2)人数

新郎新婦も含めた人数が記載される。

3)料理

指定がない限り、最低ランクの料理の料金で計算するのが一般的。

4)飲物

料理同様、指定しなければ最低ランクで計算される。フリードリンクが希望なら事前に伝えておこう。

5)ウエディングケーキ

生ケーキで見積られることが多く、その場合「招待人数×1名単価」で計算される。

6)宴席料

披露宴会場を借りる料金。会場によっては「会場使用料」として、人数に関係なく一定の室料の場合も。

7)控え室

挙式・披露宴が始まる前に、ゲストが使用する待ち合い室の借用料金。

8)サービス料

料理、飲物、ケーキ、宴席料の総合計にかかる料金。10%くらいが目安。音響照明料、装花代などにもサービス料がかかる会場もある。

9)挙式料

教会式や神前式など、希望の挙式スタイルの一式の料金。装花など、一式に含まれているものを要チェック。

10)メインテーブル装花

新郎新婦のテーブル席(高砂席)に飾られる花の料金。

11)ゲストテーブル装花

ゲストのテーブルに飾る花の料金。円卓・長卓など、テーブルの大きさや数によって手配する花の分量も異なる。

12)ケーキ装花

ウエディングケーキの周りに飾られる花の料金。ケーキのサイズによって、料金も変動する。

13)招待状

同居している家族や新郎新婦の数は差し引いて、必要な人数分で見積もうように。(宛名書き(筆耕料)や切手代は別)

14)席札

ゲストの座る席を示す、名前が書かれたカード。新郎新婦以外の人数分で計算。

15)メニューカード

披露宴時の料理の内容が書かれたカード。すべての人に用意する。

16)芳名帳

受付でゲストに名前を記入してもらうノート。新郎新婦で用意するケースも。

17)記念写真

挙式後にスタジオで撮影する、両家の記念撮影にかかる費用。3カット分で計算されるのが一般的。

18)新婦衣裳

洋装2点など、種類と着数を指定しておこう。初回の見積りでは、最低ランクの金額で計算するのが一般的。

19)新郎衣裳

新婦衣裳と同様、式服の種類と着数の指定をしておく。

20)美容着付

衣裳の点数に準じて計算されるヘアメイク、着付の料金。基本的に美容着付は新婦のみで、新郎の着付は含まれていない。

21)介添(アテンド)料

挙式・披露宴中、新婦に付き添ってお世話をしてくれる人の人件費。

22)引出物

ゲストへ渡す引出物の料金。初回の見積りでは、「招待人数×一律料金」で計算される。

23)引菓子

引出物とともにゲストへ渡す、持ち帰り用のケーキや和菓子。内容により金額は異なる。

24)ペーパーバッグ

引出物と引菓子を入れる紙袋も、基本的に有料となる。

25)司会者

披露宴の司会をプロに依頼した場合の料金。

26)音響照明料

披露宴会場の音響照明にかかる設備代と、それを操作する人の人件費。

27)合計

初回の見積りは、「最低価格」と思ったほうがよい。この段階では、演出などの具体的な要素がプラスされていないので、最終的な費用は、より高くなるもの。